あなたの人生は、
50万分の1の命盤に刻まれています。

50万分の1とは？

紫微斗数では、生年月日と生まれた時間・性別を掛け合わせて、約50万通りの命盤が作られます。

12時辰 x 365日 x 60年 x 2性別 = 525600種

中国では2時間を1つの「時辰」と呼び、1日には12の時辰があります。紫微斗数では、それぞれの時辰ごとに異なる命盤が生まれます。

また、中国では60年を「一甲子」として1つの循環とみなし、そのため同じ命盤は60年後の同じ時辰に再び現れるのです。

あなたと同じ性別で同じ時辰に生まれた人以外、誰もあなたと同じ命盤を持つことはありません。

紫微斗数とは？

紫微斗数は占星術と四柱推命(八字)の融合である。
千年以上前に中国で誕生し、
皇帝や権力者が未来を読むために用いた学問。

中国の宋代、陳希夷は『易経』、道家の錬養術、星象学を融合し、「紫微星」を中心とする命盤の体系を創り出しました。

明代には『紫微斗数全書』が登場し、「十二宮位」「南北斗星系」「四化星」などの基本的な枠組みが確立されました。この書物は人の運命と天体の動きを対応させ、八字（四柱推命）や五行の相生・相剋を組み合わせることで、複雑な推論ロジックを形成しています。

古代中国では、紫微斗数による占いは主に宮廷や貴族の間でしか行われていませんでした。その理由は、命盤を作成すること自体が非常に複雑で、極めて高度な技術を持つ術士にしか不可能だったからです。庶民は通常、八字（四柱推命）を用いて運命を占っていました。